食後の血糖値上昇を防ぐにはグルコバイ

P1100105糖はエネルギーを生み出す上でとても重要となる栄養分です。
ただし、この糖が多すぎてしまうと、毒性を示すようになります。
これを糖毒性と呼びます。

そこで、糖尿病では糖毒性を抑制するために血糖値(血液中に含まれる糖分)を下げる事を考えます。
この時に糖尿病治療薬や食後の血糖値上昇を防ぐために、グルコバイが使用されます。

ミグリトールはα-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI)と呼ばれる種類の薬になります。
血糖値が高いと、その分だけ糖毒性が表れてしまいます。特に食事後は糖がどんどん取り込まれるため、血糖値が上昇しやすくなります。

糖尿病患者では、正常な人に比べて食後の血糖値が異常に高くなってしまいます。そのため、特に食後の高血糖状態を改善して糖毒性を抑制する必要があります。
専門用語では、これを「食後高血糖の改善」と表現されます。

この食後高血糖の改善を行う薬がα-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI)です。

糖が2つ連なった状態である二糖類では、栄養として腸から吸収されることがないです。
実際に糖として吸収されるためには、単糖類として1つ1つの糖にまで分解される必要があります。
この時、「二糖類から単糖類」への分解に関わる酵素としてα-グルコシダーゼがあります。
このα-グルコシダーゼを阻害すれば、腸からの糖の吸収を阻害する事ができます。これによって、食事後の急激な血糖値上昇を抑えることができます。このような作用をする薬がα-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI)です。

正常な人の場合、腸の上の方で急速に糖が吸収されます。
ここでα-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI)を投与すると、徐々に糖が吸収されるようになります。

このように、急激な血糖値の上昇を防ぐことで糖による毒性を防ぐ薬がミグリトールです。
このような作用がある事から、余分な糖質を吸収しないというメリットを生かし、ダイエット 薬としても利用される事があります。
結局は全ての糖が腸から吸収されてしまいますが、「食後の高血糖状態を防ぐことで糖毒性を抑制する」という部分に大きな意味があります。

~参考サイト~
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